魚探は、水中レーダーとしてワカサギの群れを映し出してくれるステキなアイテムです。
しかし「魚探単体」では使えません。
必ず「振動子(しんどうし)」というレーダ波を受発信するパーツをつけなければなりません。
今回は「ワカサギ魚探」を最大限に使うためにオススメな振動子の使い分け解説をします!
この記事ではAmazonなどの広告リンクも掲載しています。
人気振動子TD-04とTD-07の性能比較と使い分け
魚探といえばホンデックスというほどスタンダードなのは魚探に興味のある人ならご存知だと思います。
特に「ワカサギパック」という「魚探と振動子のセット」は別売りで買うよりお得になっています。
こういうものです↓
魚探に、レーダー(振動子)がセットになっているものですが、振動子は別売りでも買えます。
つまり釣る状況によって、振動子を変えたほうがいいということになります。
わが家で使っているTD-07とTD-04の比較で違いを説明します
振動子TD-07とTD-04の比較
まずは使いみちの違いから。
TD-07は水面に投げ込んで使うタイプ
さらに、TD-07は狭い範囲を探すピンポイントタイプ、TD-04は少し広範囲を探すタイプです。
ワカサギ釣りスタイルにあわせて性能の違いを使い分ける。
振動子TD-04とTD-07の違いを図解するとこんな感じです
ボートでの海釣りのように、広範囲の大きめの魚影を探すならTD-04が得意です。
しかし、ワカサギのように小さな魚影を捉えるのはそれほど得意ではありません。
また、ボートに固定するタイプですので、ちょっとした工夫が必要です(後ほど説明します)。
一方、ワカサギ釣りに適しているからと言って、ボート釣りにTD-07だけを持っていくのはやや難があります。
理由は、投げ込み式(プカプカ浮かせて使うタイプ)なので、ボートでの移動中は役に立たないからです。
振動子の具体的な使い分けは?
それぞれメリット・デメリットを知った上で、次のような使い方がオススメです。
ワカサギの桟橋(さんばし)釣りとドーム釣りなら「ベクセラーTD-07」
- 指向角が狭いので「真下の様子」がわかる
- 投げ込み式なので余分な道具不要
- 弱点である「横風や波」の影響がない
桟橋やドーム船釣りしかしないなら、TD-07の一択です。
ワカサギのような小さな魚影をしっかり見つけられます。
また、投げ込み式なので釣り道具としてもコンパクトでオススメです。
TD-07の持ち運び方
投げ込み式のTD-07は、白い発泡スチロール風のものが浮き輪になって水面に浮かびます。
ワカサギ釣りを終えると、振動子は濡れたままとなり、そのままバッグに入れられません。
そこで、100均で買えるビニール製のジッパーバッグを入れ物として使います。
サイズはA3かB4サイズあたりがオススメです。
これなら濡れたまま持って帰れますし、袋も洗うことができます。
しまうときは、接続端子だけジッパーの外に出しておくとサビなくていいですよ!
ワカサギのボート釣りをするなら「TD-04」を活用する
- 移動しながらポイントを探せる
- エレキに固定して簡易魚探付き漁船に
いやいや、レンタルボートに振動子を固定なんてムリでは?
だから、エレキにつけてしまうんです。
これなら余計な荷物も増えなくてらくちんですよ!
※HONDEXのHPより転載
振動子TD-04とエレキの取り付け実例
専用の金具でエレキの一番下、スクリューの手前に付けてしまうんです。
メーカーの取り付けパーツはこれです。
これを下の金具で留めるだけです(ドライバーで簡単につけられます)。
たいていのエレキにつけられて、しかもつけっぱなしでOKです。
うちでは4年ほど前に取り付けて、一度も取り外したことはありません。
一度つけたら水圧などでも、取れることはありません。
まとめ〜「ワカサギパック」に高価な方の振動子セットを選ぶ
これが釣り方別の便利な選び方です!
ちなみに、ボート釣りのときはTD-04を魚探につなぎながらボートで釣りポイントを探しながら移動します。
釣れそうなポイントに着いたら、魚探にTD-07へ差し替えて使います。
マメな釣り人は、差し替えなくてもいいようにスイッチを自作される方もいますが、上級者の楽しみの領域です!
今回の解説は以上です。
ワカサギの群れに出会うときのワクワク感がクセになりますよ!
コメント